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で一覧表示されてくる。
では、広島の女上演委員会というものをさらに細かく調べてみよう。これはどういう組織でどれだけの構成員、住所はどこで、スタッフは何人いて、どういう作品を使って、どういう賞をもらって、年間どのぐらいの作品をつくって、どのぐらい公演をやっているかということが判る。さらに400字の活動紹介というのが表示されて、どこかに平和という言葉をこの人が使っている。これによってひっかかってきた。このデータベースをここ何年かかけてどんどん充実をさせていく計画ですので、1万単位ぐらいの全国規模でこういう専門家の情報が集まってくるという形でいくと、作品を何かつくりたいといったときの人材、組織を探す1つの道具になるだろうと。ここで2、3ピックアップして、次の段階へ進む。
広島の女上演委員会の作品がほかの公立文化施設でやられているかどうかということを調べたい。これがあいにくこの団体の作品は公立文化施設のデータベースには入っていなかった。芸術家は自分たちの情報を社会に積極的にアピールしたいと思ってこの情報を出した。公立文化施設も自分たちの活動を社会に積極的に出す、アピールするということで、次の関係が生まれてくると思いますが、まだ十分ではない。作品の問題にもどりますと、公演事業資料というのがありまして、公文協会員には配られているかと思いますが、この組織はどういう作品を出しているかを調べると、作品ナンバー161から166まで5作品を来年度の上演可能な作品として出している。それはどういう作品かということを調べてみる。この場合、この団体がネットに入っていれば、メールを出して資料を送ってくれという問い合わせを出せる。それと過去にこの作品をやったことがある館があるかどうか、これを調べ、開催館に問い合わせる。これは皆さんがその情報を仲間同士で出すようになってくれば可能になってくる。
次に文化施設データベースの方に行きます。自主事業でどこの団体のどの作品をやって何をやっているのかというので検索できる。これはまだ情報を出した館が少ししかないので、例えば出演団体名「こまつ座」で入れて、こまつ座の公演をやった施設はどこかというのを探した。そうすると情報を出した団体、盛岡劇場から始まってパレットまで、これだけでは済まないと思いますが、これだけ自主事業をやっていたということがわかる。作品名で調べることも、作品がわかっていれば出来て、それについて例えば仲間で情報交換をする。一体どういう作品かとか議論ができるし、その担当者が作品を選ぶに当たってどういう理由でその作品を選んだのかということの情報交換する。自分が企画を決めていく、選んでいく上で重要な情報交換になるだろう。うちの地域ではどうなのだろうかという1

 

 

 

 

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